Masaomi Kitagawa

東京都千代田区出身。外資マーケティング会社勤務を経て、2007年、農業コンサルティング会社を設立し、代表取締役に就任する。農産物輸出及び食品安全事業を中心に行い、主な実績として、EU・中東・ロシアの食品輸出市場開拓や、対アジアを中心とするフードチェーンの構築、一次産品における食品安全国際規格の産地導入や、福島第一原子力発電所事故に伴う放射能汚染対策の実施などがある。

また、2010年より2年間、経済産業省認可法人日本農産物輸出組合の常務理事を務め、再建業務を主導、農産物輸出市場の構築に寄与する。2011年にはGFSIと呼ばれる民間による世界最大の国際食品安全組織のサミットでスピーカーを務め、原発問題発生後初めて、一次産品の食品輸出に関する日本の取り組みを発表した。

ネパールでは、2007年、大手自動車メーカー関連プロジェクトでの短期駐在を経て、2016年に設立したネパールにおける農業開発プラットフォーム発展的に組織化、2018年、同国における一次産品・食品の卸流通業務を行う法人を創業し、会長に就任する。同年、10年間の原体験を綴った「ネパール記」をウェブ上にて公開。

2020年3月より拠点を東京に戻し、主に南アジア広域を対象とするグローバル農業投資業務に従事する。